2010年12月14日

スーパーマン現る


寂しい体験
 今から15年も前のこと、私は台湾台中光隆石材のパーティーに呼ばれた。ディナーの時である。台湾の原住民アミ族のダンスショーの後、台湾の各公司はもちろん、アメリカ・フィンランド・韓国など各国からやって来たお客さん達はそれぞれ即興で出し物をした。恐らく台湾では、このような場で、雰囲気を盛り上げるために、なにかやらなければならないらしい。
 皆それぞれの国の民謡など唄ったり踊ったりしながら、盛り上げていた。やがて日本のテーブルに順番が回って来た。ところが、誰も芸を持っていない。当時一番若かった私に「なんでもいいから日本の歌でも歌え」と言われても、突然の振りのため緊張やら羞恥心やらで、結局断ってしまった。台湾の人たちはとても寂しそうな表情をしていた。「北国の春」でもいいから歌ってあげればよかったと、後悔した。


予感
先日11日と12日、台湾ソフトボールクラブによるリーグ戦が行われた。我ピンドルの試合結果はといえば、7−5 9−7 14−4 と三連敗でさんざんたるものだった。そして5時半からフクレンホテルで各チームが集まりディナーパーティーが催されるという。
試合の後、服を着替えているときに、マスターがこんなことを言った。
「今年は俺たちは『巨人の星』かな」
・・・・・なんだ? 私はこう解釈した。
ディナーパーティーが行われ、各チームごとになにか余興をやらなければならない、と。
そこで、私は一度家に帰り、とりあえずスーパーマンTシャツは仕込んおいた。
昼飯の時に、やはりマスターは私のチェックの服をみて、「ギザギザハートの子守歌やれ」というではないか。この時点で確信した。やはりなにかやらなければならない。

計画
昼飯後、塩と徳とでジンミンホテルでビールを飲み続けていた。
そのとき、ふと、ひらめいた。
スーパーマンTシャツだけでは、インパクトがない。
よし、近くの大人のおもちゃやで赤いパンティーを買ってこよう。
言うまでもなく赤いパンティーはスーパーマンのパンツを意味する。
そこで塩と徳との三人で、このパンティーはどう着こなすかについて、打ち合わせが始まる(いや、っていうか、私のプロジェクトに巻き込まれる二人)。
上半身はスーパーマンTシャツという状態で・・・・・
第一方案:赤パンをズボンの上から履く。
第二法案:赤パンを直接履く。
この時点で、第一はなんか面白くない、第二はグロ過ぎる、と塩や徳からの意見。
そこで、自分が履いているトランクスの上から赤パンを履くことに決定した。
トイレで試着したが、確かにこれが一番ユーモラスではあった。
パーンっと張った女性用赤パンティー、しかも盛っているところは盛っていてそれがまたエロ可愛い。当然脚はなま脚ですよね。
こうなれば、服を脱げば、即座にスーパーマンに変身ができる。

スタンバイ
会場であるフクレンには300人ほどの台湾人、大宴会である。
昼から飲んでいるとはいえ、スーパーマンになるには羞恥心が捨てきれない。
まず、この秘密を唯一知っている徳を呼び出し、
「皆が余興をし、日本チームにも振られ、誰も立ち上がらなければ、俺が立つ、最悪の事態に俺が行くのであって、敢えて無理やりやらせようとはするな」などと釘を刺しておく。

変身
しかし、時間が経つにつれ酔いが完璧に絶頂期となった。
台湾人らの余興といえば、台湾語でカラオケをやっている程度だった。
しかも、日本人チームに、「なにかやれ」のリクエストもない上に誰も私にスーパーマンを振ってこない。気がつくと脱いでいた・・・・・

P1040214.JPG
おなじみスーパーマンのテーマを唄いながら、立ちはだかるスーパーマン。
誰からともなく舞台に踊りあがらされた。舞台でも相変わらずスーパーマンのテーマを叫び、
意味不明な台湾語での挨拶(「ワーシリップンランヘ:私は日本人です・・・など)をしていた。
大勢の人が私を注目し、フラッシュライトを浴びた。席についても、幾人かの人たちが「スーパマーン!スーパマーン!」と言って、私の写真を撮りにきた。

そのまま完全に記憶が無くなり、気がついたらフクレンホテルの一室で目が覚めた。
夜中の2時だった。

私は最後まで居られなかったが、恐らくこの余興を超えるパフォーマンスはなかったのではないだろうか。そして、次回このようなディナーパーティーが行われたときに、このスーパーマンを超えるヒーローがピンドルやコパンから生まれるのであろうか。

日本チームもやれば出来るぞという、夢と希望を与えてくれた。
スーパーマン、それは伝説のヒーローとなり、アモイソフト界の歴史にくっきりと刻みこまれたであろう。
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Thank you! SUPERMAN!

posted by さわ at 10:56| Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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